レース活動

当社はチューニングしたエンジンやオリジナルパーツをより良く高性能なものに改良するためのテスト場と考えレース活動を行っております。いままでレースで得たデータを基に、お客様のお車のメンテナンスを行っております。

レース活動を通して得たもの

以前サンデーレースで走らせていたFC3Sは「打倒GT-R」を目標にチューニングを繰り返し、参戦していましたがGT-R勢は600ps位に対し350ps位で対抗していました。

不利な条件でレースに勝つには?まず、「走る場所がサーキットである」「コースが限定される」といった条件をピックアップし、GT-Rの有利及び不利な所、FCについても同じことを考え勝負出来る所を探しました。

ストレートではパワーの有る方が有利です。コーナーで勝負することにしました。コーナリングスピードを上げるためにはサスペンションセッティングの見直しと車体の軽量化が必要でした。

しかし、サスはドライバーが走り込んで煮詰めた仕様でしたので今更、変更するわけにもいきません。そこでアライメントの見直しをすることにしました。 ステアリングを切った時の反応が良い方向になるよう変更します。

軽量化は考えられることをすべて行うようにしました。外装はFRPパーツやアクリルガラス等ある程度は手をいれてあったので、アンダーコートや不必要なパーツの取り外しが主な作業になります。地味な作業ですが確実に結果に繋がることです。これで戦闘力をUPさせることができました。

当時、グループAでGT-Rが連勝して幕を閉じたことでサンデーレースでもGT-Rが勝ってあたりまえと言った空気が漂っていました。そこへFCがSTOPをかけたのです。まさにしてやったりです。その翌年にはSタイヤでコースレコードを樹立しました。

これで当社の車両製作の方向性が間違っていないことの証明ができたと思いました。

以前、こちらのFCで某誌のドラッグレースに参加しました。

左の写真はその時のものです。

当日走行したフェラーリF40より速いタイムを記録してしまいました。

予想外の好タイムでこのFCの走行性能が高いことを証明できたと思います。

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